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遺言の作成方法

 遺言の作成方法は大きくわけて,自筆証書遺言,公正証書遺言,秘密証書遺言の3種類があります。

 

自筆証書遺言の作成方法

 その名のとおり自分で全て書いて作成する遺言です。注意すべき点は,全ての内容を自分で「書く」ことです。他人に代筆してもらったり,ワープロで作成すると無効になります。

 次に作成した「日付」を正確に書くことです。「平成19年7月吉日」などと書くと無効になります。

 最後に,氏名を自書し,押印することです。押印は認印で構いませんが,後日の紛争を防ぐために実印で押印し印鑑証明書を添えておくことをお薦めします。遺言が複数枚に渡る場合には契印をします。

自筆証書遺言のメリット・デメリット

 自筆証書遺言のメリットは,誰にも遺言の内容を知られずに作成でき,費用がかからないことです。しかし,上記の要件が1つでも欠けていると無効になる。本当にその人が書いた遺言かどうか後で紛争になりやすい。発見されないかもしれない。保管を誰かに頼んでおいても紛失や改ざんのおそれがある。財産の特定が不十分で相続手続に通用しない可能性がある。検認手続が必要。と,デメリットも多いです。

 

公正証書遺言の作成方法

 公証役場で証人2人の立ち会いにより,公証人が遺言を作成する方法です。未成年者,推定相続人,受遺者(遺言により遺産をもらう人),推定相続人と受遺者の配偶者及び直系血族は証人になれません。証人2人を用意できない場合は,公証役場が証人を手配してくれます。

公正証書遺言のメリット・デメリット

 公正証書遺言は費用(※1)がかかり,公証役場に行かなければならないために手続が面倒と言えば面倒かもしれません。しかし,公証人が本人確認,遺言能力の有無を確認してくれますので,後日無効となる可能性が極めて低いです。また,相続手続に通用しない内容の遺言が作成されることもありません。そして,遺言の原本が公証役場で保管されますので,内容の変造・紛失の可能性がありません。検認手続も不要です。このようにメリットの方が多く,遺言を作成されるのであれば公正証書遺言を作成されることをお薦めします。

※1 証人2人が用意でき,遺産をあげる人が1人で財産がそれ程多くない場合は5万円前後です。詳しくは公証役場か当事務所にお問い合わせください。

 

秘密証書遺言の作成方法

 遺言を作成し,封筒にいれて遺言に押印した印鑑で封印します。公証役場に遺言のはいった封筒を持っていき,公証人が,その封筒に遺言を提出した日付等を記載し,遺言者及び証人2人がこれに署名押印します。

秘密証書遺言のメリット・デメリット

 遺言書の存在を明らかにしながら,遺言の内容を他者に秘密にして保管することができます。ワープロで作成してもかまいせんので,専門家に遺言の内容を作成してもらうことも可能です。デメリットとしては,遺言の内容については公証人が関与しないため疑義が生じる可能性があること,遺言を作成した事実だけが公証役場に記録されるのみで,遺言書の原本が保管されるわけではないので,遺言の紛失・隠匿・未発見のおそれがある,ということが挙げられます。

 

 秘密証書遺言はほとんど利用されておりませんし,自筆証書遺言が発見され遺言が有効なのかどうかの紛争になる場合も少なくありませんので,遺言を作成されるのであれば,公正証書遺言の作成をお薦めします。

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